声のつながり研究会(第6回)を下記の通り開催いたします。
ZOOMにてオンライン視聴いただけます。視聴を希望される方は、下記の申し込みリンクに必要事項を記入して送信してください(締切:9月4日)。なお、講演会アーカイブの公開予定はありません。
記
1.日時 2023年9月7日(木)13時~15時
2.スケジュール
13時 開会
13時02分~13時32分 発表1
13時32分~55分 質疑・ディスカッション
14時00分~14時30分 発表2
14時30分~55分 質疑・ディスカッション
15時 閉会
3.発表要旨
【発表1】 報告者 菊池勇夫(宮城学院女子大学名誉教授・日本近世史))
タイトル:言葉と辞書の時代性
サブタイトル:大槻文彦『言海』を読む
日本における近代的な「国語辞典」の始まりは大槻文彦(1847~1928)の『日本辞書 言海』である。1875年に着手し、1886年に稿本が完成、1889年~91年に刊行をみた。幕末~明治前期を時代背景として作られた辞書である。言葉は変化し、生み出される。『言海』のなかに近世・近代移行期の時代相を読み取ってみたい。「声(こえ)」について、「動物ノ呼吸器ニ発シテ、耳ニ聞クベキ音(オト)。人ニテハ、音(オン)トイヒ、言葉トイヒテ、意味ヲナシ、彼此ノ情ヲ通ズ」と説明する。さて、どのような言葉を取り上げてみようか。
【発表2】 報告者 安部芳絵(工学院大学教授・子ども支援学)
タイトル:子ども参加の文化はどのように育まれるのか
サブタイトル:石巻市子どもセンターらいつ指定管理者選定をめぐる4者の語りから
本報告の目的は、指定管理者選定への子ども参加を支えた「子どもセンターらいつをめぐる子ども参加の文化」について、児童館行政・指定管理者・SCJ・子ども委員の4者へのヒアリング調査からその実相を明らかにすることである。具体的には、子どもの気持ちが声となり言葉として発せられる一歩手前の各々のありようを把握し、子ども参加の文化が育まれる土壌を探る。このことを通して、意見反映にとどまらない、広く子ども参加の裾野を広げるための方策を捉える。
4.視聴申込(締切:9月4日・月)
こちらのリンクからお申し込みください。
9月6日正午までに、視聴用リンクをお申し込みのアドレスにお送りします。定刻までにリンクが届かない場合は、koenotsunagari2020★gmail.comまで「リンクがとどかない」の件名でお名前と連絡先を明記の上問い合わせてください。
5.その他
当日は、マイクミュート、カメラOFFにてご参加ください。
その他お問い合わせは、4.のアドレスまでどうぞ。
以上