去る2024年8月16日(金)、第8回声のつながり研究会(共催:宮城学院女子大学2024年度研究助成課題『心的外傷と回復』の理論で20世紀文学テクストを再読するための基礎研究:研究代表者間瀬幸江)を仙台国際センター小会議室3で開催いたしました。台風7号が日本列島に接近するなかでの開催となりましたが、二つの発表、二つの話題提供、そして活発なディスカッションが行われました。
【研究会プログラム】
◆発表1)災害後の子どもの意見表明はいかにして可能となるのか-「支援の余白」と、回復-
発表者:安部芳絵(工学院大学教授)発表40分 質疑15分
◆発表2)「子どもの権利」の視点を「基礎演習」に活かす ~「意見表明権」の発見と活用に関する実践報告~
発表者:間瀬幸江(宮城学院女子大学准教授) 発表40分 質疑15分
◆話題提供(2024年2月4日開催シンポジウム「声の気配(けはい)を聴く」へのレスポンスとして)
酒井祐輔(宮城学院女子大学)
下野歩(春風社編集部)
◆全体ディスカッション
ギャラリーからの参加者 菊池勇夫(宮城学院女子大学名誉教授) 栗原健(同大学准教授) 丑田由美(同大学4研究所副手) 菅野裕暉(東北大文学研究科博士前期課程) 強和平(同大学国際文化研究科博士前期課程)
なお、発表2)は、2024年秋に刊行予定の同人誌「声のつながり」第二号に論考を掲載予定です。